2023年3月11日土曜日

『西部の悪魔祓い』完結とキャラ語り

ぼちぼちと連載を進めていた『西部の悪魔祓い』 ですが、無事に完結まで走ることができました。
前サイトで完結できなかったのが未練となって残っていたので、数年越しで完結させられて、本当によかったです。

ラストは映画みたいにしたくて、あんな感じになりました。

※カクヨムでは一足先に最後まで載せております。

 

続き以下はざっくりキャラ語りです。
思い切りネタバレがあるので、ラストまで読んでから読んでくださいね!

 

 
 
 
 
 
ルース はちゃめちゃに受難だった。折れても立ち上がる、めげない子だった。

フェリックス めんどくさい男である。でも背景がアレなので許してあげてほしい。別れ際のキスは、口にはしないだろなあと思って、額です。期待持たせないように、愛しくても我慢する。こういうところでストイックさを表現したつもり。

ジョナサン 天真爛漫で書くの楽しかった。四章で出番ほぼないのがしまったなあと。イケメンになるでしょう。天使とは上手く共存してるよう。ルビィを捜したいと思っているらしい。

オーウェン すまなかった。役どころが不憫すぎましたね。途中から恋心どころじゃなくなった感じ。

フィービー ブレないフィービーの安心感よ。途中からかなりまともに見えてきた。わかりにくいですが、エウスタシオに執着してたんですねえ。失って初めてわかったのでしょう。

エウスタシオ めんどくさい男そのに。背景がアレなので…(はいはい)何気に欲望に忠実なのは、若さのせいもありそう。フェリックスほどストイックではないんですね。フェリックスが未練も何も残したくないタイプなのに対し、思い切り残して行くタイプ。

ジェーン めちゃ頼りになった(書く方も)。割と完成した「大人」なので、フィービーとは違った安心感がありました。南部には帰らず西部で生きていくようです。賞金稼ぎは辞めたはず。たまにフィービーと出くわしてケンカしててほしい。

トゥルー・アイズ 全体を通して出番少なかったなー。でもトゥルーがいなきゃ第三部どうなってたレベルの活躍。トゥルーもっと描きたかったです。リトル・バードとの馴れ初め番外編書きたい。

リッキー 元気で癒やしだったし、お役立ち(!)だった。作者にとっても、いい子。

カルヴィン 実は過去編にだけ登場するキャラにしようかと思ってたのだけど、気がついたら出ていた。ちゃらんぽらんだけど、銃もナイフも超一流。


悪役の皆さん

アーサー フェリックスと対になるような設定にしました。アーサーはエヴァンを求めてるけど、もう昔のエヴァンはどこにもいないという悲劇性があります。フェリックスはエヴァンだけど、シュトーゲル牧師のおかげで変わってしまったのです。

ロビン 書きやすかった。アーサー並に作者も便利キャラ扱いしてた。彼をどの悪魔にするか迷ってたんだけど、キャラを作った後に自然と当てはまったのが鳥肌ものでした。

ルビィ 男のフリをしてるけど、どこまでも女の子っぽさがにじみ出てしまう子。アーサーに対する想いは恋ではなく、ほぼ依存。

ヴラド 目立たないけど、過去やったことを思えば結構な悪漢だった。