2020年3月29日日曜日

『西部の悪魔祓い』完結!(手元で)

なんとか最後まで書けました。
土曜日にラストシーン書き終えて「完結イエーイ!」と言ってたのですが、 普通に書くのを忘れていたシーンがありまして、今日追加で書きました。危ない危ない。
まあラストを書いたのは昨日なので、間違いではないですね。

数年前に書いた続きから書き始めて、約69000字で完結。
七万字いくかな? と思ってたけど、微妙にいきませんでしたね(^◇^;)
これに以前書き上げてた一話を足すと83000字ぐらいですかね。
この前の一覧を直すと……
※この場合の「未公開」とは、前サイトで……という意味です。現在は全ての話が未公開になっています。 

第一部 約16万字
第二部 約14万字(一部未公開)
第三部 約11万字(全文未公開)
第四部 約 8万字(全文未公開)

こうなりますね。うおう、第四部が一部の半分……(汗)
でも、中身はギッチリ詰まったものが出来たと思っております。
総文字数は大体49万字ということで、加筆次第で50万字いくかいかないか……。
これから全ての推敲を終わらせないといけないのですが、まあのんびりやります。

完結させた時は、すごーく感激してしまいました。
だって『西部の悪魔祓い』は完結させられないまま、前サイトを閉じてしまったのです。
あの頃は書くのがしんどくて、サイト続ける気力もなくて、ああいう措置を取ってしまいました。それが傷のように、ずっと残っていました。

スランプが治り、数年後に私はあの続きを書き始めました。その時は、誰かに見せることを想定せずに。
しかし、以前も語ったように色々あって第三部を終わらせ第四部の序盤を書いた後、また今作を書かない日々が続きました。
でも、「いつか完結させたい」という想いは、ずっとありました。
私は、この作品のラストシーンを書いてみたかった。自分でも見てみたかった。

昨年、公募への挑戦が受賞という形で幸せな終わりを迎え、趣味の小説に時間を割けるようになりました。
ですが、なかなか『西部の悪魔祓い』には手をつけられませんでした。クライマックス寸前というのが、ネックになっていたのでしょう。(これは数年前の自分が、書き上げなかったのが悪いんですけどね……とほ)
でも前サイトから来てくれていた人にメッセージをもらってモチベをいただき、「完結させよう!」という意志が強固になりました。

書き始めたら、心配していたほど難しくはなかったです。メモもほとんど残していなかったけど、展開は記憶に刻まれていた。今まで見えてこなかった「つなぎ」の部分も書いている内に、パズルのピースのようにはめ込まれていった。
書いている間はずっと、楽しかったです。
そしてラストシーンを書き上げた時は、泣きそうになりました。
一度、この作品の完結は諦めた。もういいかな、と思う自分がいた。
でも、こうやって完結させられた。充実感と安堵感と、途方もない幸福感。そして、作品への「義理を果たした」という気持ち。
私は今作に「遅くなってごめん。ありがとう」と心の中で語りかけて、物語を閉じました。

とにかく今、胸がいっぱいです。



連載開始は、四月中とだけ予告しておきます。ニライカナイと同じように、カクヨムで一ページずつ更新してサイトで丸ごと一話上げる方針です。
(ちなみにニライカナイはかなり先まで書いてる&修正済みなので、これまで通りに更新していきます。八重山編が終わったら、少し間を置きますが)
第一部・第二部は修正かけるだけなので、前サイトで読んでた人には物足りない期間が続くかもしれませんが……ご容赦を。
順次公開していく予定ですので、よろしくお願いします。